
FP相談って何?怪しくない?

安心できるFP相談先はないかな?
FP相談とは「お金のプロに相談できる」サービス。
お金が不安だけど誰に相談していいかわからない…という人に欠かせない存在です。
ここではそんなFP相談の
- 相談の流れ
- 受けるメリット
- 利用するときの注意点
- おすすめできる人
- 失敗しない相談先の選び方
などを、実体験も踏まえて分かりやすく解説します。
ぜひ本記事を起点に、FP相談に興味をもってもらえたら嬉しいです。

これまでFP相談を20回以上して感じたことを、悪い点まで余すことなく紹介します!
「FP相談先を探している!」という方は、ぜひ『おすすめのFP相談サービス5選』も合わせてご覧ください。
実体験+口コミから厳選した5社を解説しています。
FP相談とは|お金に関する相談窓口
FP相談とは「ファイナンシャルプランナー」というお金の専門知識に関する資格を保有した人に相談するサービスのこと。
FP資格では
- ライフプランニングと資金計画
- 金融資産運用
- 税金の計画
- リスク管理(生命保険・損害保険)
- 不動産
- 相続・事業承継
などの分野を学ぶため、幅広くお金の相談をすることができます。
FP資格の種類
相談するFPがどんな資格を持っているのかで、専門知識の深さが変わります。
FPの資格には、「国家資格」「民間資格」の2種類があります。
「FP技能士」は難易度が高い順に1級・2級・3級となり、「AFP」はFP技能士2級と同じ難易度です。
特に、FP技能士1級とCFP®は難関で合格率が低い資格。保有FPの専門知識は高いと判断してもいいでしょう。


でもこれは一つの判断基準!実績や口コミなども含めて総合的に判断しようね
無料相談と有料相談の違い
FP相談には「無料相談」と「有料相談」の2種類があります。
| 無料相談 | 有料相談 | |
| 収益源 | 商品の販売手数料 | 相談料 |
| 料金 | 無料 | ¥5,000〜¥20,000 |
| メリット | ・ライフプラン作成無料 ・何度でも相談できる ・数社で比較検討可能 | ・中立的な可能性が高い ・セールスのリスク低 ・悩みに特化している |
| デメリット | ・当たり外れがある ・セールスのリスク高 | ・相談だけでお金がかかる ・追加料金の可能性が高い ・外れると損失が大きい |
それぞれにメリット・デメリットがありますが、私のこれまでの経験から総合的に見たものです。
相談先によっては「メリットしかない!」「デメリットが多い…」なんてことも。
おすすめは「無料相談を複数社受けてから有料相談」の順で受けること。
金銭的なマイナスが出ないので、安心して相談できます。

無料相談だから解決できない…というのは間違い!今はサービスが充実してるから無料相談だけで充分な場合も多いですよ◎
FP相談で出来ないこと
FP相談では、お金に関することであっても以下のような内容は相談できません。
- 税金の試算
- 法律関連の相談
- 書類や遺言書の作成
- 確定申告
- 不動産売買の仲介業
- 相続に関する相談
- 金銭トラブルの相談
税理士・弁護士・宅建業などの独占業務の場合、資格がないと相談対応ができません。
また、以下のような人は基本的にどの相談サービスでも対象外に。
- 20歳未満の未成年者
- 無職者(専業主婦/主夫を除く)
- 休職中、学生の方
- 多重債務や債務整理中の方
- 日本国外にお住まいの方
- 同業他社にお勤めの方
FP相談のリアルな流れ
担当やサービスによって差はありますが、これまでの実体験からのリアルな流れをご紹介していきます。
- 予約HPから予約
簡単に予約でき、所要時間1〜2分のものが多い!
- 事前案内メール or LINE
日程調整・担当FP紹介・事前ヒアリングなどがある
やり取りがLINEがおすすめ! - 相談当日招待URLから入室
ほぼZoom!たまにGoogle Meet
初回はヒアリングが中心ですが、初めから商品提案するFPは危険! - 相談後アフターフォロー
丁寧なFPは連絡を送ってくれる
- 2回目以降2回目、3回目と続く
多くても3回ほどで完結することが多かった
相談内容や時間
基本、初回相談はヒアリングが中心。お医者さんでいう「問診」のようなものです。
現状のどんなことに悩みや不安があるのかを聞いてもらえ、そこから最適な解決策・改善策を考えてくれます。
なのでヒアリングがないor雑に終わらすFPには注意!商品提案だけされて終わる可能性も。

そういうFPに当たった場合は早めに切り上げるのが吉!
相談時間に関しては、直近で私が受けたFP相談の所要時間をご覧ください。(初回相談の時間のみ)
| マネーキャリア | 保険のパブレ | マネーコーチ | 保険チャンネル | コのほけん! | FP相談ねっと | 家計アイデア工房 | FPバンク | スマートクラン | お金のみらいマップ | ほけんの縁結び |
| 59分 | 38分 | 1時間3分 | 23分 | 1時間31分 | 1時間17分 | 1時間25分 | 1時間46分 | 58分 | 1時間30分 | 1時間23分 |
時間は23分〜1時間46分と担当FPによってバラバラですが、平均は70分=1時間10分。
なので初回は1時間程度を考えておきましょう。
「相談時間が短い」と言う口コミの多くは、1回目の相談しか受けていない場合がほとんど。
2回目以降はライフプラン・見積もり作成など、深掘りするため相談時間は長くなります。
必要なもの
これまでのFP相談の中で「準備してください」「準備した方が良かったな」と思ったものをご紹介します。
- 相談する内容
- 収入と支出(現在〜未来まで)
- 加入している保険
- 退職金・年金
- 総資産額と内訳
- 自分の価値観
各項目の詳しい内容はこちらの記事にまとめてあります。ぜひ一緒にご覧ください。

支出が細かく出せれば、より正確なシミュレーションができますよ
FP相談を受けるメリット・デメリット
FP相談にはメリット・デメリットがあります。結論を最初にいうと以下の通り。
FP相談を受けるメリットは以下の8つ。
- お金の不安が解消できる
- 家計を客観視できる
- いつ、いくらお金が必要かわかる
- 最短で最適解に辿り着く
- 保険の基礎基本がわかる
- やるべきことが明確になる
- お金の正しい知識がつく
- 万が一の場合にも備えられる
これはすべて私が実際にFP相談を利用して実感したことでもあります。
FPの力を借りることで将来のお金の不安を解消できるのが、FP相談のいいところですね。
詳細は『FP相談を受けるメリット8選』をご覧ください。
逆にFP相談には以下の5つのデメリットがある。
- すぐ相談できない
- セールスがある
- 担当FPの当たり外れ
- 情報提供が必要なこと
- 相談する時間がない
こちらも実際にFP相談を利用して感じたことでもあるので、事実ではありますが改善もできます。
詳しくは「FP相談はやめとけ!」をご覧ください。
FP相談を利用するときの注意点
FP相談を利用するときの注意点を知っていると、納得いかないがあった場合でも冷静に対応できます。
注意点は以下の11点。
- 一定のセールスは普通にある
- 合わない担当FPは迷わず変更する
- 口コミ、評判を鵜呑みにしない
- 初回相談のみで悩み解決はしない
- 相談の前に必要なものを揃えておく
- ライフプランは都度変化する
- はじめから有料相談は受けない
- 提案内容はその場で判断せず持ち帰る
- 相談は1社で終わらずに複数社受ける
- わからないことは素直に質問する
- 相談内容や自分の想いを決めておく
私もFP相談をする中で、これらの注意点を意識して相談に望んでいました。

特にセールスされる前提という心持ちでいるのは大切でしたよ
失敗しないFP相談先の選び方
FP相談先で失敗しないためには、表面的な基準で選ばないようにしましょう。
表面的とは具体的には以下のようなもの。
- よくCMで聞くから
- 有名人が広告してるから
- 特典が豪華だから
実際に相談して思ったのは、おすすめできるFP相談サービスほど特典がなくマイナーなものでした。
その他、失敗したくない人は以下の点も考慮してFP相談先を選びましょう。
- 運営会社の特徴
- 相談内容が対応可能か
- 収益モデルの確認
しっかりと確認しておきたい方は『おすすめのFP相談サービス5選|選び方まで解説』をチェックしてみてくださいね。
FP相談が向いてる人・向いてない人の特徴
FP相談は、向き不向きで結果が大きく変わるサービスで
- FP相談に向いている人⇨資産が増える
- FP相談に向いていない人⇨現状維持 or 資産が減る
このくらい変わってきます。
実際にFP相談が向いている人の特徴は以下の8つ。
- 投資や保険は何か怖い…と感じる人
- お金に漠然とした不安がある人
- ライフスタイルが変化した人
- NISA・iDeCoを始めたい人
- お金がなかなか増えないと悩む人
- 何から手をつけて良いかわからない人
- 第三者の意見が欲しい人
- 最後は自分で決められる人
当てはまる数が多いほど、FP相談で資産を増やせる可能性が高いです。
逆にFP相談に向いていない人の特徴は以下の4つ。
- すぐに結果を求めてしまう人
- 丸投げで全部決めてほしい人
- 家計改善をする気がゼロの人
- 自分の情報は一切出したくない人
2つ以上当てはまる人は、FP相談を利用しても満足のいく結果にならないでしょう。
お金というものに対する価値観は人それぞれなので、必ず〇〇しなければならない!ということはありません。
少しでも「お金の不安を減らしたい」「資産を増やしたい」と思う人は、向いていない部分の改善を検討してみてください。
おすすめのFP相談5選
実際にFP相談を体験した中から、自信をもっておすすめできる5社がこちら。
- マネーコーチ
- FPバンク
- マネーキャリア
- お金のみらいマップ
- コのほけん!
| サービス名 | マネーコーチ | FPバンク | マネーキャリア | お金のみらいマップ | コのほけん! |
| ロゴ | ![]() 【レビュー記事】 | 【レビュー記事】 | ![]() 【レビュー記事】 | ![]() 【レビュー記事】 | ![]() 【レビュー記事】 |
| 料金 | 無料 | 有料 (¥5,500) | 無料 | 無料 | 無料 |
| 相談方法 | オンライン:⭕️ 対面相談: ❌ | オンライン:⭕️ 対面相談: ⭕️ | オンライン:⭕️ 対面相談: ⭕️ | オンライン:⭕️ 対面相談: ⭕️ | オンライン:⭕️ 対面相談: ⭕️ |
| FPの特徴 | 実績・経験重視で採用した自社FP | 特定企業に属さない独立系FP | 独自のスコアで厳選されたFP | 国家資格保有の専門家FP | FP資格保有の 自社FP |
| 強み・実績 | 中立的なアドバイスをカメラオフでもらえる | リーズナブルなのに2人体制の 手厚いサポート | 10万件以上の 相談件数で 満足度98.6% | 本格的なAI診断で今の現状を 数値化できる | 取扱保険会社は60社以上!当日 相談が可能 |
| おすすめな人 | どこよりも公平なアドバイスを受けたい人 | コスパ良く 有料のFP相談を利用したい人 | 事前に口コミを調べてから相談したい人 | 相談するFPを 自分で選びたい と思ってる人 | 自分に合う保険を確認してから FP相談したい人 |
| 公式 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
この5社ならば、どこに相談しても安心したFP相談サービスが受けられます。
私のおすすめは複数社受けることで、可能であれば無料相談2社以上+有料相談1社以上は受けましょう。
担当によって改善案は様々なので、自分に合う最適解を見つけることができますよ。
もっと詳しく各社の特徴も含めて比較している「おすすめのFP相談サービス5選」もご覧ください。
【Q&A】FP相談に関するよくある質問
FP相談に関するよくある質問を紹介しておきます。
- Q無料相談と有料相談の違いは?
- A
無料と有料の違いは以下の通り。
無料相談 有料相談 収益源 商品の販売手数料 相談料 料金 無料 ¥5,000〜¥20,000 メリット ・ライフプラン作成無料
・何度でも相談できる
・数社で比較検討可能・中立的な可能性が高い
・押し売りのリスク低
・悩みに特化しているデメリット ・当たり外れがある
・押し売りのリスク高・相談だけでお金がかかる
・追加料金の可能性が高い
・外れると損失が大きいそれぞれ良い面・悪い面があるので、どちらか一方だけではなく両方相談してみましょう。
その際の個人的なおすすめは「①無料相談⇨②有料相談」の順番で受けることです。
- Qなぜ無料相談は成立するの?
- A
相談者が商品を契約することでもらえる、販売会社から手数料があるからです。

引用:マネーキャリア 公式サイト そのため、無料FP相談の場合には一定のセールスがあることは理解しておきましょう。
逆に有料相談の場合は相談料が収益になるので、相談するだけでも数千円〜数万円の費用がかかります。
- Q無料相談で追加費用はかかる?
- A
無料相談の場合、追加で費用がかかることはありません。
- 何度相談しても
- ライフプランの作成も
- 保険の見積もりも
全部無料なのはありがたい。
これだけ充実しているので、無料相談だけで悩みが解決することも多いですよ。
- Q担当者の変更はできるの?
- A
無料相談の場合は基本的に担当変更をすることが可能で、もちろんその費用も無料。
今回おすすめした5社も担当変更が可能でした。
マネーコーチ 窓口に連絡して変更可能。
相性も考慮しマッチング。無料相談 FPバンク 申し出ることで変更可能。 有料相談 マネーキャリア 窓口に連絡して変更可能。
事前にFP情報が届く。無料相談 お金のみらいマップ 自分で他の専門家に
直接連絡する。無料相談 コのほけん! 電話で連絡して変更可能。
数時間ほどで変更できた。無料相談
- Q相談時間はどのくらい?
- A
直近の初回相談の時間は平均70分ほど。
マネーキャリア 保険のパブレ マネーコーチ 保険チャンネル コのほけん! FP相談ねっと 家計アイデア工房 FPバンク スマートクラン お金のみらいマップ ほけんの縁結び 59分 38分 1時間3分 23分 1時間31分 1時間17分 1時間25分 1時間46分 58分 1時間30分 1時間23分 どんなことに悩んでいるのかのヒアリング中心で、2回目以降から具体的な提案に。
そのため、初回で完結することはほとんどありませんので注意しましょう。
初めから提案してくるFPは早めに変更するのが吉。
- Q相談の時に用意するものは?
- A
これまでの経験から、相談時に用意しておいた方がいいのは以下の6点。
- 相談する内容
- 収入と支出(現在〜未来まで)
- 加入している保険
- 退職金・年金
- 総資産額と内訳
- 自分の価値観
- QFP相談のメリット・デメリット
- A
FP相談を受けるメリットは以下の10点。
- お金の不安が解消できる
- 家計を客観視して改善できる
- いつ、いくらお金が必要かわかる
- 最短で最適解に辿り着く
- 保険の基礎基本がわかる
- お金以外に集中できる
- やるべきことが明確になる
- お金の正しい知識がつく
- 万が一の場合にも備えられる
- お金のマイルールを確立できる
逆にデメリットになるのは以下の7点。
- すぐ相談したくてもできない
- 押し売りや勧誘されるリスク
- 担当FPの当たり外れ
- 情報提供が必要なこと
- 相談時間の捻出が必要
- 逆に混乱する可能性がある
- 有料相談はお金がかかる
それぞれをきちんと理解した上で、利用しましょう。
【まとめ】FP相談はお金の悩みが解消できる良いサービス
FP相談とは「お金のプロに相談できる」サービスで、お金の悩みを解消できます。
- 担当FPによって差がある
- 押し売りのリスク
- 相談時間の捻出
などデメリットはありますが、対処することでメリットが大きいサービスに。
金融知識も自然と身につき、将来のお金の不安がなくなる可能性も高くなります。
FP相談に不安を感じている方も、ぜひ前向きに捉えて進んでください。
さらにFP相談について知りたい方は、本サイト「FP相談体験レビュー.com」を参考にしてください。











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